今いくら?
同じ6m道路でも、土地の使い方は違う。
間口と広さ、引き渡す状態から価格を考える。
「南側が広い道路なら、高く売れる?」「角地なら、もっと高い?」。不二町の土地を考えるときも、方角だけでなく、家と駐車場をどう置けるかまで見たいところです。当社の現在の目線は、普通の整形住宅地で坪40〜45万円程度。ただし、今回比べられる通常の成約は古い記録です。現在の見立てと過去の実例を分けて紹介します。
普通の道路に接する整形住宅地を想定した、当社の現在の目線です。過去の成約と現在の売出資料は区別して照合。成約平均や、すべての土地が45万円で売れるという意味ではありません。
現在の目線と、古い成約資料は区別増減率を出さない
今回、通常の住宅地として比較する成約は2008・2010・2018年。条件も時点も違うため、価格差を現在の町全体の上昇・下落には置き換えません。
新しい公的取引情報は追加確認中。売りやすさは別
成約の有無や価格だけでは、今の売りやすさまではわかりません。買手の総予算と販売後の反応を見て、条件と価格を検討します。
町別の販売期間・売却率を、少数の記録だけで断定しません。01 / PRICE & CONDITIONS40万円と45万円。
どの条件で比べる?
南道路や角地という言葉だけで、その差を決めることはできません。同じ道路幅でも、道路に接する長さ、土地全体の広さ、建物の配置が変わります。
下の3例は現在の売値ではなく、過去の成約から「どこを確認するか」を読むための資料です。古い単価をそのまま今の土地に掛けず、自分の敷地と条件を比べてみてください。
南側の6m道路。
40万円台前半の更地。
50坪前後、南側の公道に面する更地。道路に接する幅は約8m。
市街化区域・第1種住居地域、建築条件なしの記録です。南道路という長所だけでなく、車を何台置き、建物をどこに置けるかを考えます。2018年の価格なので、現在も同じとは扱いません。
角地でも、
単価だけでは比べない。
70坪台の広い更地。北・東の約6m道路に面し、30万円台後半の成約。
市街化区域・第1種住居地域、建築条件なし。角地の良さがあっても、土地全体の金額や求める買手は小さな区画と違います。ただし、広さだけが価格差の原因と断定することもできません。
二方向の道路と、
それぞれの接し方。
50坪台の更地に、40万円台前半の記録。南・西の道路幅は約6m。
南側の接面は5m台との記載ですが、西側にも道路があります。南側の数字だけで土地全体の間口が狭いと決めず、敷地の形と使える出入口を確認します。こちらも古い成約の補足です。
上は2008・2010・2018年の成約資料の特徴を粗く整理したものです。個別の土地を特定できる所在地・正確な面積・成約日と価格の組合せは掲載していません。資料で確認できない費用負担や契約条件まで、同じとは扱いません。
02 / ROAD & USE土地の入口から、
家の配置を考える。
幅6mの道路は、資料上では同じ数字です。でも、その道に土地が何m接しているか、角地か、途中で道が細くなっていないかで、車の出入りや家の配置は変わります。現地では、家の前だけでなく、普段使う道から確認しましょう。
古い記録の中には、高蔵寺駅徒歩20分台の記載もあります。町全体が同じ駅距離ではないため、通勤や通学、買い物の経路は住所から個別に確かめます。
更地と書かれていても、設備工事まで済んでいるとは限りません。給排水、境界、地盤や高低差、登記上の地目などを調べ、家を建てる前に必要な費用と手続きを整理します。
- 間口と形:家と駐車場を置ける?面積だけではなく、道路に接する長さや奥行き、車の曲がり方を確認。角地や二方向道路も、実際の出入りから考える。
- 広さと総額:誰がどう使う土地?50坪と80坪では土地代の総額が違います。広いまま使うか、分割を考えるかは、道路・形・工事費を調べて判断する。
- 引渡し条件:何を済ませて渡す?測量・境界、建物の解体、給排水などの整備と費用負担を確認。記載が空白の項目を「条件なし」とは扱わない。
03 / PRICE TREND件数が少ないとき、
値動きはどう読む?
2010年の広い角地と、2018年の住宅向け区画。その単価を比べても、同じ土地の値上がりを見ているわけではありません。今回の資料では、町全体の増減率や年平均を出すだけの条件がそろっていません。
当社の40〜45万円という現在の目線も、過去の成約平均とは別です。特に高い側の単価で考えるなら、敷地の使いやすさや引渡し条件に加え、新しい比較事例の裏付けがあるかを確かめます。
また、高値の成約が1件あることと、同じ値段ですぐ売れることも別です。当社は市内全体で土地の動きの鈍さを感じていますが、不二町の売却率を示す統計ではありません。販売後の問い合わせや買手の予算も見て考えます。
04 / YOUR LANDうちの土地なら、
どの条件が近い?
南道路の住宅向け区画なのか、広い角地なのか、複数の道路に面する敷地なのか。まず、自分の土地でどんな家と暮らしが考えられるかを整理します。売る方も、買手が土地代と建築費を合わせて検討することを意識すると、価格の考え方が見えてきます。
坪40〜45万円という数字を先に掛けるより、場所と道路、広さ、引き渡す状態をそろえて比べる。そのうえで、売る方には価格の根拠と手取りを、買う方には家を建てて住めるまでの総予算を整理します。
場所と敷地を見て、価格の根拠を整理します。
場所・おおよその広さ・建物の有無からお知らせください。近い成約との違い、必要な調査や費用、売り方・買い方を一緒に整理します。売却を決める前のご相談でも構いません。
成約資料・価格の読み方・出典
資料確認:2026年10月28日。レインズの売土地・成約を検索。春日井市・不二町・前方一致、売土地・成約・全期間で4掲載の詳細を確認。通常の住宅地の比較には、2丁目の市街化区域3掲載(2008・2010・2018年)を使用。別の1掲載も詳細・図面まで確認しましたが、個別の注意事項の注記があり、通常の取引と条件をそろえて評価できないため標準の価格比較から外しています。その個別事情や土地の特定につながる情報は掲載していません。4件が町内全取引を意味するものではありません。掲載記録は町内の全取引や販売期間を網羅するものではありません。
冒頭の単価は、成約資料と当社の現場感を踏まえて条件を比較するための目安。町全体の成約平均、公的な査定額、個別の上限・下限ではありません。売出件数・売出価格帯・個別の売物件は掲載していません。
冒頭の40〜45万円は代表・山本の現在の見立て。古い成約から算出した平均や、近年の通常取引で確認済みの価格帯ではありません。確認日現在の売出資料も社内で照合していますが、売出価格を成約水準の証明とは扱わず、現在の売出件数・価格帯・個別の売物件は掲載していません。公的取引情報の新しい資料は追加確認中で、町全体の値動きの数値・グラフは表示していません。増減率は算出していません。資料の基準日と記事確認日は分けて表示します。挿絵は街並みのイメージで、実在の売物件や現地の景観を再現したものではありません。

