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この土地、昔は水に浸かった?春日井市の浸水履歴と、家を買う前の確認

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相談者
相談者
気になる土地があるんですが、昔、浸水していないか調べられますか?
春日井シティ山本
春日井シティ山本
市の記録は手がかりになります。ただ、その家が浸かったかどうかは、別に確認が必要です。

春日井市の浸水履歴を調べるなら、まず市が公開している浸水実績図と、大雨の記録が入口です。家を買う場合は、そこに現在のハザードマップと、その物件について分かる情報を重ねます。

「昔、浸かった場所」と「これから浸水が想定される場所」は別です。
過去の記録にないことだけで、安全とは判断できません。購入前には、候補物件の所在地に合わせて確認します。

春日井市の浸水履歴は、どこで調べる?

東海豪雨の浸水実績図は、市の案内から

春日井市の「治水の取り組み」ページでは、平成12年(2000年)の豪雨の浸水実績図について、閲覧先として「道風くんの春日井まっぷ」を案内しています。ページ下部の「ソフト対策についての取り組み」にある案内から進めます。過去に浸水が記録された範囲を知るための資料です。

市の「治水の取り組み」から浸水実績図の案内を見る ↗

実績図を見るときは、どの年の、どの大雨の記録なのかを確認します。東海豪雨の図だけで、その後の大雨の被害まで分かるわけではありません。Web地図は参考情報であり、個別の家の浸水歴を証明するものでもありません。

2000年だけでなく、2011年・2026年の記録も

市の大雨の記録では、雨の状況や市内で確認された被害を調べられます。気になる時期の出来事をたどる資料として使います。

2000年
東海豪雨
市内で床上・床下浸水の被害。
市の記録を見る ↗
2011年
台風15号
八田川から水があふれ、地蔵川周辺では内水による被害。
市の記録を見る ↗
2026年
9月8日の大雨
地蔵川から水があふれるなど、市内で床上・床下浸水の被害。
市の記録を見る ↗

主な記録の例です。すべての浸水を網羅した一覧ではありません。市内の被害記録から、特定の町・家の被害を決めつけることはできません。

浸水実績図とハザードマップは、役割が違う

過去の出来事浸水実績

特定の大雨で、浸水が記録された範囲や被害を知る。

一定の条件での想定ハザードマップ

想定した大雨で、どこに・どの程度の浸水が見込まれるかを知る。

買う物件の情報個別の確認

売主への聞き取り、建物・敷地・周辺道路の状況などを確認する。

3つを重ねて考えます。どれか1つだけで「この物件は安全」と結論づけることはできません。

河川の水があふれる洪水と、排水が追い付かずに起こる内水では、見る資料も異なります。市の洪水ハザードマップに加え、雨水出水浸水想定区域図(内水ハザードマップ)も確認します。

春日井市の洪水ハザードマップ ↗
春日井市の内水ハザードマップ・想定条件 ↗

内水の図は、河川の破堤・溢水による洪水を含まない想定です。また、整備完了後の下水道等の状況を一部反映しているため、現在の整備状況そのものを表す図ではありません。色がない場所でも浸水する可能性があることは、市も説明しています。

家を買う前は、「その物件がどうだったか」まで確認する

相談者
相談者
近所で浸水があったら、この家も浸かったことになるんですか?
春日井シティ山本
春日井シティ山本
同じ町内でも、道路や敷地の高さは違います。周辺の記録と、その家の履歴を分けて確認します。

道路・敷地・床下・床上を、ひとまとめにしない

「ここは浸水した」と聞いても、道路に水がたまったのか、敷地や駐車場まで入ったのか、建物の床下・床上まで達したのかで、内容は違います。中古住宅なら、過去の被害と、その後の修繕が分かるかも確認します。

土地を買って建てる場合も、周辺道路との高低差、建物や駐車場をどう配置するかを、建築会社と合わせて考える必要があります。マンションの上階であっても、共用設備や駐車場、周辺道路への影響は別に考えます。

確認できたことと、不明なことを分ける

相続した物件などでは、売主が過去の状況を把握していない場合もあります。「聞いたことがない」と「浸水したことがない」は同じではありません。資料や聞き取りで確認できた範囲と、分からない点を分けて、購入判断の前に説明を受けます。

不動産会社は、ハザード情報を確認し、売主や相手方の仲介会社に過去の被害などを照会します。市の資料で判別できない点は担当部署への照会や専門家への確認を検討しますが、調べれば必ず全履歴が判明するとは限りません。

契約前の説明を読むときは、重要事項説明書で確認することも合わせてご覧ください。

気になる物件があれば、掲載URLから相談できます

購入者が一人で資料を集めきってから相談する必要はありません。当社では、候補物件や希望条件を伺い、物件の取扱いを確認したうえで、公開資料の確認や売主側への照会、見学を進めます。分かること・まだ分からないことを整理して、ご判断いただくための相談です。

候補の家・土地がある方

掲載URLと、「過去の浸水が気になる」など確認したいことをお知らせください。他社の広告で見つけた物件も、取扱いの可否を確認します。

気になる物件の購入前の確認を相談する →
これから家・土地を探す方

水害への不安も、地域・予算・通勤などと一緒に伺います。どんな条件を重視して探すか、整理するところからご相談いただけます。

物件探し・購入相談でできることを見る →

次に読む:内見で確認すること / 土地の道路・建築条件 / 住宅購入の全体の流れ

春日井シティ不動産株式会社が、春日井市の公表資料をもとに作成。情報確認日:2026年10月21日。地図や資料は更新されるため、リンク先の最新版・対象範囲・想定条件をご確認ください。本記事は購入前の調べ方を案内するもので、災害時の避難判断や個別物件の安全を保証するものではありません。

代表紹介・仕事の考え方
山本直嗣
山本直嗣
春日井シティ不動産 代表
春日井シティ不動産マガジンの編集長です。春日井で育ち、柏原中学校・名古屋市立北高校・近畿大学を卒業後、マンション販売・売買仲介会社を経て、2005年に創業。不動産業歴30年。現在は、不動産の売買・買取・賃貸・管理を扱っています。趣味はラグビー。「春日井の不動産や暮らしのことなら、シティマガを見れば分かる」。そんなサイトを目指し、日々の仕事で得た経験をもとに、不動産の知識や相場、地域情報、身近な出来事などを発信しています。
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