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春日井・町の相場を読む|高森台
高森台の土地、
今いくら?

分譲区画に30万円台の成約も。
庭の広い土地も、同じ単価で考えていい?

春日井シティ不動産の独自相場レポート
価格の見立て・編集責任:代表 山本直嗣
成約と土地の条件、現在の市況から、適正な価格の目安を考えます。
価格の根拠と編集方針 → 山本の紹介 →

高森台の成約を読むと、同じ更地でも20万円前後の例がある一方、分譲された区画には30万円台の記録もあります。当社は15〜25万円/坪を比較の出発点に、広さと道路、建てる準備、引き渡す条件を確認します。高い1件だけで期待を膨らませず、安い1件だけで自分の土地を見切らないための相場です。

01 価格の目安15〜25万円/坪を比較の軸に

住宅地の条件を比べる当社の目安です。2026年の更地にも15万円台・20万円台前半の成約登録を確認。30万円台や15万円未満の例もあり、個別の上限・下限ではありません。

2026年10月|当社の見立てと成約資料を照合
02 値動き公示は坪約19.5万円
前年比は比較なし

3丁目の住宅地1地点の2026年公示です。新規の標準地点で、前年の比較価格はありません。この1地点から「上昇・横ばい」を判定しません。

価格時点:2026年1月1日。町全体の成約平均ではありません。
03 市内共通の市況市内全体は
動きが鈍め

当社は市内の土地全般に、動きの鈍さを感じています。高い成約1件に合わせて出せばすぐ売れるとは考えず、買手の予算と販売中の反応を見ます。

2026年10月|当社が感じる市内全体の状況。町別の販売期間・売却率の統計とは別です。
見立て・資料の確認2026年10月30日
主に比較する成約主に2024〜2026年近年23掲載を主に比較。2023年以降32掲載を詳細で読み、21掲載は図面も照合。
公的な地価の基準時点2026年1月1日(3丁目)

01 / PRICE & CONDITIONS分譲された区画と、
庭の広い敷地を比べてみる。

近所で新しい家が建ち始めると、「このあたりも、そんな値段になったのか」と気になります。ただ、分けて売られた区画と、庭や古家のある元の敷地では、買手の使い方も必要な工事も違う。坪単価を掛ける前に、その成約がどんな土地だったかを確かめます。

今回の資料では、小さめの区画にも20万円台と30万円台の両方がありました。広い土地は安い、小さい土地は高い、という一本の説明にも収まりません。

A / レインズ・2024〜2025年

60〜90坪前後の更地に、
20万円前後の成約。

60〜90坪前後の更地に、坪10万円台後半〜20万円台前半の記録。南東道路の土地、二方向の道路に面する土地もありました。

図面で建物解体後の更地や、建築条件なしの表示を確認。15〜25万円を比較の軸とする材料です。ただし、水道・ガスの設備表示があるだけで、敷地内への引込みまで全て済んでいるとは扱いません。

自分の土地なら?自分の敷地に近い広さを選び、間口や道路との段差、設備の引込み、測量の条件まで合わせて比べる。
B / レインズ・2024〜2025年

小さめの分譲区画でも、
20万円台と30万円台。

40坪台半ばの区画に20万円台前半。別の50坪台の区画には30万円台前半の成約がありました。

前者は同じ4区画計画のうちの2区画。後者は3区画計画の1区画で、南東道路に接し、上下水道・ガスは引込済と図面に明記。小さな土地なら一律30万円台、町内で高値が続いている、とは読みません。

自分の土地なら?分けた後の坪単価だけで元の土地を計算しない。分筆・工事の費用と、完成後に家や駐車場が収まる寸法を確かめる。
C / レインズ・2024年

古家付きでも、
20万円前後の記録。

70〜80坪台の古家のある土地にも、10万円台後半〜20万円台前半の成約がありました。

南東側の道路に面する例と北側道路の例を確認。図面は古家付きの表示で、後者には現状渡しの記載もあります。更地より必ずいくら安いという換算はできず、建物を使うのか壊すのか、引渡し条件を読み合わせます。

自分の土地なら?解体を先に決める前に、建物を残す売り方と更地渡しを比較。売値に加え、自分が負担する費用と手取りを見る。
D / レインズ・2023年

100坪を超える更地も、
一つの単価では括れない。

100坪を超える更地に20万円台半ばの例がある一方、別の広い更地には10万円未満の記録もありました。

両方とも建築条件なしの表示で、幅のある道路に接しています。一方は二方向の道路に面する角地でした。広さ・形・高低差や個別事情の違いを、道路幅や「更地」という表示だけで説明しきることはできません。

自分の土地なら?広いまま使う買手に届けるか、分ける可能性を調べるか。古い一件から今の単価や安い理由を決めつけず、現地と新しい成約を合わせる。

上は2023〜2025年の成約資料の特徴を粗く整理したものです。個別の土地を特定できる所在地・正確な面積・成約日と価格の組合せは掲載していません。資料で確認できない費用負担や契約条件まで、同じとは扱いません。

補足:公表取引にも、高い例・低い例がある

国交省の公表取引にも、2024年の50坪台の住宅地に30万円台前半、2025〜2026年の60坪前後の住宅地に20万円台前半〜半ばの例があります。一方、近年には坪10万円未満や10万円台前半の記録もあり、取引事情欄が空欄でも、通常の条件だったとは断定できません。

レインズの更地の記録にも、15万円未満の例があります。低い理由を、写真に見える高低差など一つの条件に決めつけません。反対に、建築条件付きの高い記録を、自由に建築会社を選べる土地の目安へ混ぜることもしません。

02 / ROAD & USE「二つに分ける」は、
図面に線を引くだけではない。

高森台の成約には、元の土地を複数の住宅用地にした分譲計画がいくつもありました。広い庭を持つ土地でも、道路に接する幅が足りなければ、二つとも使いやすい敷地になるとは限りません。車2台と家を置くとどうなるか、まず配置を考えます。

擁壁や道路との段差、上下水道やガスを分ける工事も確認します。図面の中には最低敷地面積の記載がある土地もあり、用途地域や地区計画などは場所ごとの確認が必要です。「高くなった区画の単価×元の坪数」が、売主の手取りになるわけではありません。

  1. 二つの家に、車の出入口を取れる?間口・奥行き・道路との高低差を確認。通路を設けるなら、その部分を除いた建築や駐車に使える形を描いてみる。
  2. 分ける工事に、何が必要?測量・境界、分筆、水道・排水・ガス、擁壁や外構を確認。必要な費用、負担する側、引渡し時期を整理する。
  3. 広いまま買いたい方にも届く?庭や平屋、ゆったりした駐車場を求める方には広さが魅力。一つの敷地として売る案も残し、費用と手取り、売却に要する時間を比べる。

道路・接道・セットバックの確認を詳しく読む →

03 / PRICE TREND公示の19.5万円と、
今の売買は分けて読む。

3丁目・住宅地1地点の公示万円/坪
2026年19.5
春日井−27。2026年1月1日時点。公表価格から当社が坪換算。棒は0〜40万円/坪。この年の鑑定評価書は「新規」で、前年同地点の価格・変動率の比較はありません。

公示地点は3丁目の住宅地で、南西側約6mの市道に面する標準的な敷地です。坪約19.5万円は、その場所を更地として評価した公的指標。個々の売却査定や、町内すべての成約価格を代表する数字ではありません。

国の鑑定評価書は、駅から距離がある一方で住環境はおおむね良好で、割安感が若い世帯の需要を支えていると分析しています。「安い街だから」だけではなく、家と土地を合わせた予算で、どんな暮らしができるかを見る地域です。

この公示地点は新設のため、前年との比較から値動きを知ることはできません。成約資料にも同じ分譲計画の複数区画が含まれ、単純な平均は町全体の値上がりを表しません。当社が感じる市内全般の動きの鈍さは別の見方であり、売却時にはその土地への反応と近い条件の新しい成約を確かめます。

04 / YOUR LAND近所の高い土地より、
自分の土地に近い成約を。

高森台の住宅地は、まず15〜25万円を軸に、似た条件の成約と比べます。ただし、15万円が下限、25万円が上限という意味ではありません。整備された区画の高い例も、事情の分からない低い例も、条件を分けて確認します。

売る方には、広さを生かす売り方と、必要な費用まで含めた手取りを。買う方には、土地代のほかに建築まで何が必要かを。近所の坪単価をそのまま掛けるより、自分の敷地で実現できる使い方から価格を考えます。

高森台の土地のこと

場所と敷地を見て、価格の根拠を整理します。

場所・おおよその広さ・建物の有無からお知らせください。近い成約との違い、必要な調査や費用、売り方・買い方を一緒に整理します。売却を決める前のご相談でも構いません。

当社の売却相談について →

成約資料・価格の読み方・出典

資料確認:2026年10月30日。レインズの売土地・成約を検索。高森台を前方一致・売土地・成約・全期間で検索し158掲載を全4ページで確認。2016年以降79掲載、2023年以降32掲載を詳細確認し、うち21掲載は図面も照合。主に2024〜2026年23掲載を比較しました。同一物件と思われる重複掲載や、同じ分譲計画の別区画を含み、独立した取引件数や町内全取引の件数とは扱いません。告知事項のある記録や建築条件付きの土地は、通常の建築条件なし住宅地と分けて確認。国交省の公表取引は高森台・土地・2016年第1四半期〜2026年第2四半期の55件を全3ページ確認。両資料には同じ取引が含まれる可能性があり、件数を足し合わせません。掲載記録は町内の全取引や販売期間を網羅するものではありません。

冒頭の単価は、成約資料と当社の現場感を踏まえて条件を比較するための目安。町全体の成約平均、公的な査定額、個別の上限・下限ではありません。売出件数・売出価格帯・個別の売物件は掲載していません。

公示地価は国土数値情報2026年の春日井−27と国の鑑定評価書を照合。2026年は新規標準地で前年比較はありません。鑑定評価書の個別の試算値と、公示の公表価格を区別しています。公表取引価格情報はアンケートに基づく加工・丸め値で、事情欄が空欄でも事情がないとは断定できません。1坪=400/121㎡で当社換算。資料の基準日と記事確認日は分けて表示します。挿絵は街並みのイメージで、実在の売物件や現地の景観を再現したものではありません。

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