松河戸町の土地、
今いくら?
道が整い、街並みが新しく見えても。
土地の使いやすさまで、同じではありません。
区画が整った街で、南道路の土地を見つけた。これなら普通の住宅地の相場で考えてよいだろうか。松河戸町の成約を読むと、道路だけでは分からない建築の制限や、大きな土地の取引も混じります。街並みの印象と、一つの敷地の条件を分けて考えます。
住宅用地は40万円前後を中心に、35〜45万円を比較の出発点にします。近年の成約には40万円台前半が複数。狭い区画、広い用地、建築の制限がある土地は別に確認します。
2026年11月|成約・公的取引と土地の条件を照合緩やかに上昇
2026年の公示は約39.0万円/坪。建築の制限がある土地や広い用地を含む、町全体の平均とは別です。
住宅地・春日井−49の公示の継続比較総額と使い方を確認
買手は街並みだけでなく、家と駐車場が収まるか、土地取得後の工事が必要かも見ます。広い土地は、一括で使う買手の計画によって検討が変わります。
新しい街並みであることと、早く成約することは別です。01 / PRICE & CONDITIONS40万円前後の住宅用地と、建築に制限のある土地。
近年のレインズには、住宅用地の40万円台前半の成約が見つかります。国交省の公表取引にも30万円台半ば、40万円台前半の住宅地の例があり、今の目安を高い側だけで組み立てないようにしました。
一方、町内には10万円台の成約もあります。図面を見ると、高圧線下の地役権があり、敷地の一部に建築等の制限がある土地でした。安い記録を見落とさず、その条件を普通の住宅地と分けることが大切です。
40万円台前半。
一戸建て向けの広さ。
50坪前後から60坪台などの住宅用地に成約。
道路、広さ、形を比較する中心となる記録です。公表取引でも40万円台の例がありました。ただし、売却時期や整備の内容まで全て同じという意味ではありません。
10万円台。
道路が広くても制限がある。
40坪台で、敷地の一部に高圧線下の地役権がある事例。
図面には、その部分で建築物・工作物の建築等ができない旨が記載されています。形も整形地とは異なります。「南側の広い道路」という長所だけでは、使える土地の広さを説明できません。
40万円台も、
50万円台もある。
100坪超、200坪前後の土地にも成約・公表取引。
住宅1区画と総額も利用計画も違います。公的情報で商業地の区分が付く記録もありました。大きいから一律安い、高い単価があるから住宅も同じ、とは判断しません。
成約・公的取引の特徴を粗く整理しています。個別の土地を特定できる所在地、正確な面積・成約日・代金の組合せは掲載していません。図面の募集条件と、最終の契約条件は同じと断定しません。国交省の公表取引とレインズには、同じ取引が含まれる可能性もあります。
02 / ROAD & USE「新しい街」という印象から、
一段、敷地の中へ。
松河戸町は、整った区画や道路を評価したい場所です。それでも、土地に付く権利や建築の制限、敷地の形、設備の引込みは一つずつ違います。区画整理された街という言葉だけで、確認を済ませることはできません。
古家がある場合も、現況と引渡しを分けて読みます。大きな土地を分けて売る案なら、分けた後の道路への接し方や工事まで含め、1区画の売値を土地全体へ掛けるだけの計画にしないことが必要です。
- 見える道路以外の制限は?地役権や高圧線、その他の権利・建築の制限を資料で確認します。
- 区画のどの部分に建てられる?敷地全体の面積だけでなく、建物と駐車場に使える形を確かめます。
- 広い土地は誰がどう使う?一括利用、分割、必要な整備を分け、総額と費用を考えます。
03 / PRICE TREND住宅地の公示は上昇。
個別の成約とは分けて読む。
補足:同じ住宅地の公示地点の過去の推移
2017〜2026年、各年1月1日。同地点の評価の推移です。町全体の成約動向ではありません。棒は0〜80万円/坪の尺度。データのない年は表示していません。
町内の住宅地の公示地点は、2026年に約39.0万円/坪。前年から上昇しています。ただし、約6mの道路に接する標準地1地点の評価です。高圧線の制限がある土地や、広い事業用地の値動きを示す数字ではありません。
この地点は2017年から記録があり、補足の推移もそこから表示します。データのない2016年をゼロ円として、急上昇したグラフにはしません。
04 / YOUR LAND街全体の良さと、
敷地の課題を両方見る。
売る方には、区画や道路の良さを伝えつつ、買主が気にする権利・建築・工事の条件を先に整理したい町です。制限があれば伏せず、どこまで使えるかを具体的に説明する方が、検討の土台になります。
買う方も、安い土地を見つけたら理由を確かめる。普通の住宅地の40万円前後と何が違うのかが分かれば、価格だけに振り回されず、自分の家の計画で判断できます。
場所と敷地を見て、価格の根拠を整理します。
場所・おおよその広さ・建物の有無からお知らせください。近い成約との違い、必要な調査や費用、売り方・買い方を一緒に整理します。売却を決める前のご相談でも構いません。
確認した資料・価格の読み方
レインズ:2026年11月1日、愛知県・春日井市・松河戸町、売土地・成約・全期間で46掲載の詳細を確認。うち2016年以降は15掲載。国土交通省:2016年第1四半期〜2026年第2四半期の土地取引を2026年11月2日に取得し、町名一致の27件を照合。掲載の重複や資料間の重複があり得るため、独立した成約件数として足し合わせていません。
冒頭の目安は、条件の近い住宅用地を考えるための当社の見立て。希望価格、町全体の成約平均、公的な価格査定や売却保証ではありません。売出件数・現在の売出価格帯・個別の売物件は掲載していません。新しい記録が少ない場合は、本文にその時点と限界を残しています。
公示地価は、国土交通省が公表する標準地の価格。1坪=400/121㎡として当社が坪換算しています。国交省の公表取引の坪単価は、匿名化・丸め処理のある公表値を使用。参考地点の評価日と記事の確認日は分けています。
売れ行きについて、当社は2026年10月時点で市内の土地全体の動きに鈍さを感じています。町別の現在の販売期間・成約率を集計した結果ではありません。この記事の図解や挿絵は個別の売物件を示すものではありません。

