売るときだけじゃない。あなたの不動産顧問に。

「顧問」なんて、
少し大げさに聞こえるけれど。
弁護士や税理士のような、敷居の高いものを思い浮かべるかもしれません。でも、ここでお伝えしたいのは、もっと普段のお付き合いの話です。
「山本さん、ちょっと聞いていい?」
暮らしの中で困ったとき、そう声をかけてもらえる。地元の不動産屋には、そういう付き合いがあります。その延長に、私の考える「不動産顧問」があります。
トイレが詰まったと連絡が来る。不動産を売りたいという話ではない。水道屋さんを知らないか、という用件です。
街で不動産屋をやっていると、こういう連絡があります。
「リフォームしたいんだけど、頼める建築屋さん知らない?」
「実家の庭、草が伸びてきたから何とかならない?」
ときには、家庭の事情で弁護士を紹介してほしい、という話もあります。不動産の取引からは、少し離れているかもしれません。それでも、困ったときに思い出してもらえるのは、ありがたいことです。
話を聞いて、私にできることなら動く。できないことは、できないとお伝えする。必要なら、普段から付き合いのある方にも相談する。毎回、大きな話になるわけでもありません。
地元で仕事をしてきた、
つながりがあります。
「誰か知っている?」と聞かれるのは、連絡先が見つからないからだけではないのでしょう。ネットで探せば会社は出てきます。それでも、付き合いのある人に一度聞いてから頼みたい、ということはあります。
私は春日井で生まれ育ち、2005年に地元で開業しました。売買だけでなく、賃貸や管理の仕事でも、建築、修理、草刈り、片付け、登記など、いろいろな仕事の方と関わります。
普段から仕事をお願いしたり、相談したりしている方々です。長く付き合ってきた大事な相手ですから、紹介するときにも、まずはご相談の内容や状況を伺います。そのうえで、この話なら誰に相談できるかを考える。そうしたつながりは、日頃の仕事でも力になっています。
私が動く仕事もあれば、専門の方に見てもらう話もある。紹介だけで済むときもあれば、調査や手配が必要なときもあります。何をお引き受けできるかは、話を聞いてからです。
草刈りの話からでも、
お付き合いは続いていく。
親の実家を、今すぐ売るつもりはない。ただ、遠くて庭の手入れに行けない。まず何とかしたいのは、その草です。
そんな話に、いきなり「売りますか、貸しますか」という答えを求める必要はありません。草刈りを頼むことなのか、家の様子も定期的に見てほしいのか。今、手が回っていないことから伺えばいいのです。
当社では、空き家や空き地、月極駐車場などの管理も行っています。売買の予定がなくても、所有している間に頼んでいただける仕事があります。
解体の相談から、管理を任せていただいたことも。
遠方にある相続した実家について、「壊した方がいいか」と相談を受けた事例があります。売却を急いでいるわけではなく、解体後の予定も未定。お話と費用を整理し、今回は家を残して、当社が管理をお引き受けすることになりました。
家を残して管理を選んだ相談を読む →家を買った後にリフォームを考える。貸している家の退去が決まって、次をどうしようかと迷う。住み続ける家の手入れを考える。暮らしていれば、その都度、用事は出てきます。
毎回、初めての会社を探すよりも、「前に頼んだ山本さんに聞いてみよう」で話せたらいい。小さな相談を重ねながら、住まいやご家族の事情を、そのときどきに伺っていく。そういうお付き合いを大事にしたいのです。
家や土地の使い方で、
暮らしのお金も変わる。
草刈りを頼みたい、という話から、「そもそも、この土地を持っていてどうするか」という話になることもあります。管理を引き受けるだけでなく、その先の使い方まで考えられる。それが、不動産屋に相談していただく意味でもあります。
当社は売買仲介、買取、賃貸、管理を扱っています。自宅や実家、空き地だけでなく、駐車場、店舗や倉庫、貸している土地や建物も。物件とご事情に合わせて、いくつかの方向から考えます。
駐車場などに使えないか。
周辺で借りたい人が見込めるか、車が出入りできるか、整備や管理にいくらかかるかを調べます。家賃収入だけを見ず、最初の費用を回収できそうかも確認。売却した場合と比べて、残して使う意味があるかを考えます。
直して貸すと、いくら残るか。
見込める家賃と、貸すための修理、管理、空室や将来の修繕費を並べます。家賃が入ることと、家計のプラスになることは同じではありません。売る、貸す、今は管理して残す。それぞれのお金と手間を比べます。
買った後の家計まで見る。
物件価格や毎月のローンだけでなく、税金、管理費、修繕なども含めて資金計画を考えます。今の家を売る場合は、ローンや費用を引いた手取りと次の住まいにかかるお金をつなげて、無理のない進め方を探します。
収入と負担を見直す。
入居者募集や駐車場の契約状況、空室、修繕、管理の方法を確認します。持ち続ける場合の収支と、売却した場合の手取りを比べることも。所有している間も、次をどうするか相談できます。
新しい収入をつくれるのか。かけなくてよい費用はないか。持ち続けるより、売って資金にした方が暮らしに合うのか。活用を勧めるためではなく、家計や資産にとって意味のある使い方を、数字と条件から考える仕事です。
思ったほど収入が見込めない土地も、修理費がかかる家もあります。その場合も、見込みをそのままお伝えする。必要な調査や見積もりをして、選べる案を出すところまでが、当社の役割だと考えています。
お客様の問題解決に必要であれば、司法書士、税理士、弁護士、建築業者、解体業者などとも連携します。それぞれの専門性を生かし、その方にとって最善の進め方を目指しています。
誰に何を依頼し、どういう順番で進めるか。お客様の事情と、それぞれの専門家が担う仕事を整理して、全体をコーディネートするのも、不動産屋の仕事です。
いざ家や土地の話になったら、
私に声をかけてほしい。
もちろん、家を売る、買う、貸すという話になったら、私に相談していただきたい。それは不動産屋ですから、正直にそう思っています。
日頃から頼りにしていただいて、「不動産のことなら、山本さんに聞こう」と思い出してもらえる。そんなお付き合いが、次の仕事にもつながっていく。地元の人とのつながりから仕事をいただく街の不動産屋は、そうやって続いてきたのだと思います。
だからこそ、目の前の用事にも、きちんと向き合いたい。一度きりで終わる仕事よりも、何年か後にまた声がかかる付き合いの方が、私にはしっくりきます。
買うなら、予算だけでなく、どこでどう暮らしたいのか。貸すなら、準備や管理をどうするか。住み続けるなら、必要な手入れと、この先の暮らしを。売るときには、価格と費用、手元に残るお金、その後の予定まで。
そういう不動産の話では、調べるべきことを調べ、価格や費用、進め方をご説明する。その前も、その後も、普段の用事で声をかけてもらう。私が言う「不動産顧問」は、そういう付き合いのことです。
街の不動産屋として、仕事に込める思いを読む →あなたの不動産顧問に。
家や土地の話になってから、初めて会社を探す。その前から、顔を知っている不動産屋が一軒あってもいいのではないでしょうか。
「顧問」といっても、特別な契約を結んでから相談してください、という話ではありません。まずは、いつもの街の不動産屋として頼ってください。
自分の家のことでも、親の実家のことでも。誰に頼めばいいか分からない、というところからでも構いません。
「山本さん、ちょっと聞いていい?」
その一言から、末長くお付き合いできたらと思っています。
ご連絡の際は、場所と、お困りの内容を分かる範囲でお知らせください。修理・工事・草刈り・管理や専門家への依頼など、費用のかかる仕事は、内容と費用をご案内してから進めます。
文・山本直嗣/春日井シティ不動産。日頃の相談の内容や仕事への考えは、代表への聞き取りに基づき編集しています。冒頭の呼びかけは相談内容を伝えるための表現で、特定のお客様の発言をそのまま掲載したものではありません。アイキャッチはイメージイラストです。


