相談18|実家の庭の草刈り、頼める?(春日井市・50代女性)

庭の草や木が伸びていて、近所の迷惑になっていないか心配。実家をどうするかはまだ決められないけれど、まず庭を何とかしてほしい。
春日井市の高蔵寺ニュータウンにある空き家について、娘さんからメールをいただきました。
お父様は介護施設に入っていて、お母様は高齢。娘さんも市外に住み、仕事が忙しく、実家の手入れに通うのが難しい状況でした。
家族はいるけれど、庭の手入れに行けない
実家は築40年以上。空き家になってから、約5年がたっていました。
いずれは売ることも考えているものの、すぐに売却を進められる状況ではありませんでした。それより気になっていたのが、伸びた草や庭木です。近所に迷惑をかけていないか。何かあっても、自分たちがすぐに駆けつけられない。
家族の誰かがやればいい、と言えばそれまでですが、お父様の介護も、それぞれの暮らしもあります。庭のために帰る時間をつくり、道具を用意して、刈った草を片付ける。草刈り一つでも、現地に行けばすぐ終わるとは限りません。
今回のご相談も、家を売りたいという依頼ではなく、今の庭を何とかできないか、というところからでした。
庭を見て、草刈りと木の手入れを見積もる
メールでやり取りをしたあと、こちらで現地を確認しました。
草が伸びていると言っても、庭の広さや生え方で作業は変わります。草だけを刈ればよいのか、木の枝も手入れした方がよいのか。刈った草や切った枝をどう片付けるかまで見て、費用を出します。
このご実家では、草刈りと簡単な樹木の手入れの見積もりをお伝えしました。あわせて、作業が終わったあとの空き家管理についても説明しました。
一度庭をきれいにしても、そのあと誰も来られなければ、また草が伸びます。今回の庭を片付けることと、これからの家の様子を誰が見るか。その二つを相談することになりました。
お母様にも確認してもらい、管理を開始
お母様にも現地を確認していただき、管理委託の契約を結びました。契約後に草刈りを行い、月1回の巡回管理も始めました。
訪問したときの状況は、写真付きで定期的に報告します。娘さんが毎回実家まで来なくても、家や庭の様子を確認できるようになりました。
巡回と草刈りは、同じ作業ではありません。毎月見に行くからといって、庭全体の草刈りまで毎回行うわけではないので、どこまでを定期管理に含め、どの作業を別に頼むかは、先に確認しておきます。
草は季節によって伸び方も違います。家の様子を見ながら、次の手入れが必要かどうかを話せるようにしておく。自分たちだけでは通いきれないご実家では、そうした段取りが役に立ちます。
売却は決めず、庭と家を管理することに
この相談では、実家の売却まで進めたわけではありません。草刈りを行い、その後の管理を続けることになりました。元の記事を掲載した時点では、特に問題なく、落ち着いた状態を保てていました。
庭が気になっているのに、家をどうするかが決まらない。その二つが一緒になると、手をつけるのが大きな用事になってしまいます。
今回は、家の先の話は残したまま、伸びた草を刈り、そのあと見に行く人を決めました。
実家について考えることは、ほかにもあるでしょう。でも、庭の草を何とかしてほしいという依頼なら、まず庭を見に行くところから始められます。
※実際の相談事例をもとに、草刈りや管理を依頼する際の一般的な説明も加えて再編集しています。
春日井シティ不動産株式会社
代表 山本直嗣
