相談事例

相談24|離婚で、ローンが残る家を売れる?(春日井市・50代女性)

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離婚に伴う家の売却を相談する50代女性のイメージイラスト
相談者のイメージイラストです。

離婚することになり、別々に暮らし始めた。残っているのは、夫名義の家と住宅ローン。この家を売ったら、ローンを返せるのか。その後、自分たちにいくら残るのか。

春日井市の50代の女性から、査定のご依頼がありました。ご主人も、家を売ることには同意されていました。今回は、家の値段とローンの残りを確かめたことで、売却と財産分与の話が進んだご相談です。

夫名義の家。売却には夫の協力が必要

ご相談に来られたのは奥様でしたが、家の名義はご主人でした。売主になるのは、ご主人です。

奥様から事情を聞き、査定をすることはできます。ただ、実際に売り出し、買主と契約するには、ご主人の意向も確かめて進める必要があります。今回は、売却についてお二人の考えが揃っていたので、次にお金の話をしていきました。

離婚が決まっていても、家をどうするかまで決まっているとは限りません。一方は売りたい、もう一方は住み続けたい。そういう場合には、査定額が出ても、すぐに売り出せるわけではありません。

まず値段を知ってから話す、という順番もあります。家の扱いを決めるために査定をすることと、売却を始めることは、別の話です。

売れる値段から、ローンと費用を引く

家の値段が分かっても、その金額がそのまま手元に残るわけではありません。住宅ローンがあれば返済が必要ですし、仲介手数料など、売却にかかる費用もあります。

この家を売ったら、いくら残るのか。今回はそこを確かめるため、査定額とローンの残高を照らし合わせました。

結果は、ローンを返しても、数百万円が残る見込みでした。

家を売れば借入れを整理できる。そのうえで、残ったお金を分けられる。お二人にとって、売却後の姿が具体的になりました。

査定の段階では、まだ買主が決まっていません。見込んだ価格で必ず売れるわけではないので、少し価格が下がった場合にも、返済できるか、どのくらい残るかを見ておきます。

反対に、売れる値段よりローンの残りが多い家もあります。その場合は、不足するお金を用意できるか、借入先にどんな相談が必要かまで考えなければなりません。同じ「ローンが残っている家」でも、残高と売却の見通しによって、進め方は変わります。

ローンは、売却代金で返済できる

ローンが残っていると、先に自分のお金で完済しなければ売れない、と思われることがあります。

通常の売却では、買主から受け取る売却代金を使って返済する段取りを組めます。残代金を受け取る日と返済する日を合わせ、銀行や司法書士と、家に付いている抵当権を外すための準備をします。

そのため、銀行には早めに、売却する予定を伝えておきます。返済日に必要な金額や書類を確認し、買主への引渡しに間に合うように手配する。買主が見つかってから急に頼んでも、書類の用意が追いつかないことがあります。

離婚の話と家の売却が重なると、決めることが多くなります。けれど、ローンの返済については、金額と日程を確かめ、順番に準備していく話です。

残るお金を分けることで、売却がまとまった

今回のお二人は、売った後に残るお金を、財産分与として分けることで合意されました。その後、実際に売却まで進めることができました。

夫名義の家だから、残るお金もすべて夫のもの。そう単純に決まるものではありません。婚姻中に夫婦で協力して築いた財産は、一方の名義であっても財産分与の対象になり得ます。

ただ、どの財産を、どのように分けるかは、それぞれの事情によります。この相談でも、分ける金額や割合を、不動産会社が一方的に決めたわけではありません。

売れる見込みの金額、ローンの返済額、売却にかかる費用。その数字をもとに、お二人が話をまとめられたということです。

これから同じように売却を進めるなら、お金の分け方も、売却の話と並行して整理しておきたいところです。査定で見込んだ金額と、実際に残る金額が違ったときはどうするか。いつ、どのように分けるか。取り決めに迷うところや意見が合わないところは、弁護士などに確認しながら進めます。

家が売れてから、残ったお金についてもう一度揉める。その形は避けたいですよね。

家を売った後のお金まで、見通しをつける

この相談は、家を売りたいという査定のご依頼から始まりました。ご主人も売却に同意されていましたが、いくら残るのかは、査定とローン残高を確かめるまで分かりませんでした。

数百万円が残る見込みになったことで、残るお金を分ける話ができ、売却へ進んでいきました。

離婚後は、それぞれの暮らしが始まります。家を売ったお金が、新しい住まいの費用や当面の生活費になることもあるでしょう。だから、家の値段だけを見ても、その後の生活は考えにくい。

売ったお金から返済と費用を引き、自分の手元にはいくら残るのか。今回、査定が役に立ったのは、その見通しをつけるところでした。

※実際の相談をもとに、一般的な売却の手順や検討事項を交えて再編集しています。査定時の見込みと最終的な手取り額は異なる場合があります。

春日井シティ不動産株式会社
代表 山本直嗣

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山本直嗣
山本直嗣
春日井シティ不動産 代表
春日井市を拠点に、駐車場・空き家・空き地の管理や、不動産の売却・活用をお手伝いしています。 大切なご実家や土地のこと、「どうしたらいいか、まだ決まっていない」という段階でも大丈夫です。地元の不動産屋として、お話を伺いながら、一緒にこれからのことを考えます。 このブログでは、管理のポイントや、気になるお悩みをわかりやすくお伝えしていきます。春日井市・小牧市・瀬戸市・名古屋市守山区・北区のご相談を承っています。
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