将来使う空き地・空き家、貸しても大丈夫? 期間と条件の考え方
自分や家族で使う可能性を残したい方へ
貸す前に、
使う予定を確かめる。
いつか使いたい。その気持ちを残して貸すなら、
賃料と一緒に、貸す期間と戻し方も確認しましょう。
使っていない家や土地を、使う日まで誰かに貸せないか。考えたくなる方法ですが、貸し始めてから「家族が使うことになった」と伝えれば、すぐに返してもらえるとは限りません。
先に整理したいのは、誰が、いつから、どう使いたいか。予定が決まっている場合と、可能性を残したい場合では、貸すときの条件も変わります。まだ決まっていないことまで、無理に決める必要はありません。
いまの予定は、どれに近い?
使う時期が決まっているなら、
貸せる期間から考える。
引っ越しや建築の予定など、動かしにくい日程があるなら、その時期を最初に伝えてください。使い始める前の修繕・片付け・建築準備にも時間が必要です。「退去してもらう日」と「自分が使い始める日」を同じ日にせず、必要な準備をさかのぼって確認します。
- いつまでに、どんな状態で使える必要があるか
- その予定に合う契約条件で貸せるか
- 貸せる期間で、リフォーム・整備費を負担できるか
条件が合わない場合は、貸さずに管理を続ける案も比べられます。短い期間のために大きな費用をかける前に、募集できる条件と、準備費用を並べてみましょう。
「いつか使うかも」なら、
予定を固定せず、条件を比べる。
まだ使う人も時期も決まっていないのに、賃貸のためだけに使用予定を作る必要はありません。一方で、いつでも戻せるつもりで貸すと、後から希望と契約条件が合わなくなることがあります。
「数年は使わない」「時期を決める前に家族と話したい」など、分かっている範囲を伝えます。貸した場合の期間・費用・手間と、貸さずに持つ場合の維持費を比べれば、今どちらを選びやすいかが見えてきます。
家族が使うかもしれないなら、
まず本人の希望を聞く。
親として残しておきたい気持ちと、子どもが実際に使う予定は別です。住みたい場所、仕事、通勤、家族構成などによっても考えは変わります。
聞きたいのは、「使う可能性はあるか」「あるなら、いつ頃・何に使うか」。すぐに答えが出なくても構いません。本人が使いたいのか、まだ話していないのかを分けておくと、その後の貸し方を考えやすくなります。
建物を貸す場合と、
土地を貸す場合を分けて確認する。
空き家・建物
普通借家か定期借家かなど、契約の種類で更新や終了の扱いが変わります。定期借家も、期間を書けばそれだけでよいわけではなく、契約前の説明や、条件に応じた終了通知などの手続きがあります。
自分が使いたい予定を伝えたうえで、合う方法があるか確認します。国土交通省の定期建物賃貸借の案内も参考になります。
空き地・土地
駐車場・資材置場として使う土地と、建物を所有する目的で貸す土地では、確認する契約条件が異なります。使用目的と、建物・工作物を設置する予定があるかを先に確かめます。
貸す期間、途中でやめる場合の条件、返すときの舗装・設備・荷物の扱いなどを整理します。「土地だから、すぐ返してもらえる」という前提では進めません。
