瑞穂通の土地相場|住宅地は50万円前後?国道沿いは別に考える
今いくら?
国道沿いでも、小さな敷地は別の話。
住宅用と事業用を分けて読む。
国道19号沿いの土地と、一本入った住宅地。同じ瑞穂通でも、買手が求める使い方は違います。住宅地なら50万円前後を比較の出発点に。国道沿いなら、まず店舗と駐車場が収まる広さか。成約を分けて見ると、町の坪単価一つでは分からなかった違いが見えてきます。
普通の住宅地を比べる出発点。近年は50万円前後〜50万円台後半の記録がある一方、30万円台も。国道沿いの事業用地へ、そのまま当てはめません。
2026年10月|当社の見立てと成約資料を照合公示地点は上昇
商業地1地点の公示価格は、2025年約63.1万円から2026年約65.1万円/坪へ。住宅地の相場でも、町全体の成約平均でもありません。
国土交通省・商業地1地点の継続比較動きが鈍め
当社は市内の土地全般に、動きの鈍さを感じています。高い成約1件に合わせて出せばすぐ売れるとは考えず、買手の予算と販売中の反応を見ます。
2026年10月|当社が感じる市内全体の状況。町別の販売期間・売却率の統計とは別です。01 / PRICE & CONDITIONS住宅地は50万円前後?
成約条件から確かめる。
2025〜2026年の成約には、坪50万円前後、南東道路の更地には50万円台後半の記録もあります。一方、2024年の70坪台の更地には30万円台後半もありました。道路が広いから、土地が大きいからと、50万円を一律に掛けることはできません。
比較の中心は2024〜2026年の7掲載。国道沿いは近年の記録が少ないため、古い事例を現在の値段に置き換えず、使い方や規模の違いを読む補足にしています。
上物有でも、
解体更地渡し。
40坪台に、50万円前後〜50万円台前半の記録。
約8m道路に接する記録です。一つは現況欄に上物有、備考に解体更地渡し。別の更地の掲載と比べる際も、古家をそのまま引き受ける条件とは分けます。面積と接道の近い2掲載も含み、独立した2取引とは数えません。
道路は二方。
間口は約4m。
20坪台の更地に、30万円台後半の成約。
二つの道路に接していますが、それぞれに接する間口は約4mの記載。道路が二方にあることと、家や駐車場を配置しやすいことは別です。面積だけでなく敷地図を見て比べます。
国道に面しても、
敷地は30坪台。
更地・角地に、40万円台の成約記録。
国道側の間口は約17mと記載されています。間口がある小さな土地でも、店舗と駐車場を一緒に計画するには面積や奥行きの確認が必要。国道沿いというだけで高い単価にはそろいません。現在の価格を示す事例ではありません。
200坪を超える、
まとまった敷地。
上物有・間口30m台に、60万円台後半の記録。
資料には店舗・事務所・ロードサイド施設用地向けとの記載。Cとは規模も成約した年も異なり、価格差を広さだけの効果とは計算しません。古い成約なので、今なら同じ値段、もっと高く売れるとも決めません。
上は2025〜2026年の住宅地と、2017・2021年の国道沿いの成約資料の特徴を粗く整理したものです。個別の土地を特定できる所在地・正確な面積・成約日と価格の組合せは掲載していません。資料で確認できない費用負担や契約条件まで、同じとは扱いません。
02 / ROAD & USE国道沿いなら高い?
建物と駐車場は入る?
住宅を建てる人と、店舗を出す人では、同じ土地でも見るところが違います。家なら間取りや駐車台数、事業用なら建物に加えて来客用の駐車場、車の通路や出入口まで必要。国道沿いでも、敷地が小さくて計画が収まらなければ、事業向けの高い評価にはつながりません。
当社が確認した国道沿いの過去例にも、小さな更地と200坪を超える敷地がありました。ただ、近年のまとまった事業用地の成約は十分にそろっておらず、現在の国道沿い共通の価格帯を示すには根拠が足りません。売却を考える際は、用途地域に加え、建物・駐車場・車の出入口を確保できる広さかを確認します。
- 建物と駐車場、両方が収まる?面積だけでなく、間口と奥行き、敷地の形を確認。店舗の床面積、駐車台数、敷地内の通路を一緒に配置してみる。
- 車が入りやすく、出やすい?道路の広さや交通量と、出入りのしやすさは別。出入口の位置や段差、歩道・道路との境界などを現地と資料で確かめる。
- 住宅地としての比較条件も合っている?道路の向き、日当たり、広さ、接する長さ、建物の残し方をそろえる。上物有という欄だけで解体費を二重に差し引かない。
03 / PRICE TREND公示は商業地1地点。
住宅地とは分けて読む。
補足:同じ公示地点の2016〜2026年を見る
各年1月1日の商業地1地点。住宅地の成約推移ではありません。棒は0〜80万円/坪の共通尺度です。
この地点は国道沿いの約270坪の商業地です。評価は土地の価格で、店舗建物の売買代金ではありません。同じ瑞穂通でも、一本入った住宅用の小さな土地へ、この約65.1万円をそのまま掛けることはできません。
公的地価の上昇と、今すぐ売れるかどうかも別です。当社は2026年10月時点で、市内の土地全体の動きに鈍さを感じています。瑞穂通の町内売却率を示す統計ではありませんが、成約例に近い価格を付けても、買手の総予算や事業計画が合うかを見ていきます。
04 / YOUR LANDうちの土地なら?
使い方から比べる。
まず住宅向けなのか、事業向けの規模があるのかを分けます。そのうえで、近い成約を選び、道路・間口・広さ・解体などの条件を確認。国道沿いであることだけを理由に高い値段を約束することはしません。
売る方には、どの成約を根拠にして、何が違うと考えたかを。買う方には、建物や外構、駐車場の工事も含め、予定する使い方と総予算が合うかを。隣接する鳥居松町と比べるときも、町名ではなく住宅地同士・沿道の事業用地同士で条件をそろえます。
場所と敷地を見て、価格の根拠を整理します。
場所・おおよその広さ・建物の有無からお知らせください。近い成約との違い、必要な調査や費用、売り方・買い方を一緒に整理します。売却を決める前のご相談でも構いません。
成約資料・価格の読み方・出典
資料確認:2026年10月26日。レインズの売土地・成約を検索。愛知県・春日井市・瑞穂通、売土地・成約・全期間の検索結果は63掲載。うち2016年以降35掲載の詳細を確認し、34掲載の都市計画欄は「市街」。残る1掲載は都市計画欄が空白のため価格比較に採用していません。住宅向けの近年比較は2024〜2026年の7掲載。2025・2026年には面積・接道条件がよく似た掲載があり、独立した取引として重複計上しません。国道沿いの具体例は2017・2021年で、現在の価格帯には使いません。掲載記録は町内の全取引や販売期間を網羅するものではありません。
冒頭の単価は、成約資料と当社の現場感を踏まえて条件を比較するための目安。町全体の成約平均、公的な査定額、個別の上限・下限ではありません。売出件数・売出価格帯・個別の売物件は掲載していません。
公示地価は春日井5−5、瑞穂通6丁目の商業地1地点。2025年・2026年の各1月1日を比較。同じ地点の過去推移も町全体の変動率とは扱いません。成約単価はレインズ表示を確認。1坪=400/121㎡で当社換算、変動率は原値から計算。資料の基準日と記事確認日は分けて表示します。挿絵は街並みのイメージで、実在の売物件や現地の景観を再現したものではありません。

