春日井の中古マンションの任意売却案件

任意売却案件の中古マンション売却

昨年8月に住宅ローン滞納による売却相談を受けた中古マンションの売買決済が完了しました。相談を受けてから1年と4カ月。いやー長かった。

普通の売却案件なら3カ月で結果を出したいところですが、任意売却は売主だけじゃなく債権者の意向も調整する必要があるので、一般の売却案件よりも時間がかかるのです。

それにしても、時間がかかりすぎて、売主様にも心配をおかけしましたが、住宅ローンの債務整理の目途がたちました。任意売却案件でしたので、売り出し時に債権者の了解も取り付け、販売活動を開始したのが昨年の12月。

もともと当社の査定価格としては1500~1600万円。

しかしながら、売出し価格は、債権者の意向もあり、2000万円近い高い金額でスタート。

マンションの立地やお部屋のクオリティでみても、明らかに消費者ニーズより高いのですが、債権者の意向は無視できません。

 

最初の媒介契約期間の3か月は、広告反響はゼロ。

債権者にレポートを出して、100万値下げしてもらいました。

まだ高いですが、媒介契約を更新して、少し前進して仕切り直しです。

その後は、1,2件、問合せは入りましたが、見学には至らず、まだ具体的な商談の気配はありません。

ここでようやく債権者も高くて売れない状況を認識して、次は確実に売れる結果がほしいと、提案を求めてきました。

 

結果として、3回も価格の見直しをしてから、買い手が見つかりました。時間がかかるのは想定してましたが、約10か月。

結局、売却価格は当初の査定通りでした。

最初の2回の価格設定は少し無謀だったかもしれません。

最初から1800万くらいで販売スタートしてれば、もっと短期間で、今回の売却価格よりも高く売れた可能性さえあった思います。

 

とりあえず高めに売りに出しておけば、時間がかかってもそのうち高く売れるでしょう。というのは、買い手の動向を無視した時代遅れの考え方です。

買い手も一生に一度の買い物ですから真剣です。その物件が周りの物件と比べて高いのか安いのか、良いのか悪いのか、というのは少し調べるだけでわかってしまうことです。

個人的には、債権者との交渉も含め、無駄に時間をかけすぎてしまったと反省しております。

売主様も正直、不安いっぱいだったと思うんですが、一切文句も言われず、おまかせいただき感謝しかありません。