住宅ローン団体信用生命保険を語る

住宅ローンの審査では、収入や職業などの属性以外に健康状態というのも重要なポイントとなります。一般的に、団体信用生命保険(団信)に加入できることがローン承認の条件になっていてます。なのでもし、健康状態や病歴で団信に加入できないとなると、民間銀行では住宅ローンを借りることが難しくなってしまいます。

住宅ローンは団体信用生命保険加入が条件

春日井市某所のある中古住宅を購入したお客様のケースです。

住宅ローンの事前審査で某都銀から承認をもらい、売買契約を締結しました。売買契約後、本審査にすすみ、団信の告知事項も特に問題なくクリアして、住宅ローンは本承認となりました。

順調にスケジュールがすすみ、売主と残金決済日をその時から約1か月先に設定しました。買主さんは、リフォームも予定してたので、引き渡しの翌日からリフォーム工事に入れる段取りも業者さんと組み、あとは都銀さんと金銭消費貸借契約を締結するだけの状態。

夢のマイホーム、新居への引っ越しのカウントダウンもはじまっていました。

融資実行までに団信の告知内容が変わるとやり直し

ところが、買主さんが金銭消費貸借契約の数日前に脱調の手術をしたと言われます。手術といっても入院もなく軽いもので変わらず元気なのですが、それが大問題になってしまいます。団信では病歴や手術歴、治療状況なども告知しますが、軽い手術とはいえ告知時と違う内容を聞いてしまった以上、銀行さんも団信の審査をし直さないといけないといいます。

そうなると、月末の決済の予定は白紙、売主にもリフォーム業者にも、日程延期の同意をもらう必要があります。最悪、再審査で団信が不可となった場合、延期どころか、契約の解除という選択肢も頭に入れる必要も出てきます。仮に契約解除の場合でも、すでに本承認が下りた後で、ローン特約の期日も過ぎているので、違約解除でしか解約できない状況ですから、買主はもちろん、私も、銀行もあせります。

当初の予定から3週間遅れて決済できました

結果としては、延期とはなりましたが団信の再審査で再度承認となりました。病気自体たいしたことないと軽くやってしまったことですが、売買契約上の手続きはえらいこっちゃです。くわしい中身が書けませんが、相当てんやわんやしまして結局団信も2度も出し直しさせられまして、当初の予定から3週間遅れで決済をすることとなりました。

この方の場合、緊急を要する手術ではなかったので融資実行してからの手術であれば問題なかったのです。融資実行前の話だったので告知内容が変わったということで団信の審査し直しとなってしまいました。

団信不要の住宅ローンもあります

もちろん、融資実行前でも、急病でお医者さんにかかることはあり得ますので、その場合は致し方ないことですが、住宅ローンの団体信用生命保険には注意が必要です。

私自身もよく確認して買主さんによく説明をしておく必要があったと反省しました。かなりレアなケースでしたがとても勉強になりました。

ちなみに、過去の病歴等で団体信用生命保険に加入できないという人もいらっしゃいます。その場合、住宅ローンでもフラット35の場合は、団信の加入が任意のローンも扱っていますので、民間銀行系ローンではなくフラット系の住宅ローンを検討してくださいね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

春日井シティ不動産株式会社代表。昭和48年生まれ。宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、心屋認定リセットカウンセラー。妻・子5人の7人家族。強みは、不動産売買や管理だけでなく、地域の商店会やPTAや神輿会など地元の縁やつながり。春日井の不動産と暮らしと人の魅力をブログで発信。お困りごとは24時間365日さわやか対応のナイスガイ。趣味はラグビーとキャンプ。