【実績26】遊休地の売却 春日井市中切町 土地売買
山本 直嗣
ブログ
知人に貸しているマンションを売却したいというご相談。
賃料は入っているが住宅ローンの返済に回しているだけなので
売却代金で一括返済してスッキリしたいとのこと。
選択肢は賃貸物件のままオーナーチェンジで収益物件として売却するか、
賃借人に退去してもらい空室にして居住用物件として売却するか。
高く売るための選択肢は後者です。
しかし賃借人が退去に応じてくれなければオーナーチェンジで売るしかありません。
収益物件の場合は
居住用物件より価格は2,3割は安くなってしまうので、
それではローン残債の一括返済はできない。
なので賃借人に出て行ってもらい
居住用物件として売却したいとのご要望をいただきます。
立ち退きは時間もかかるし簡単ではないですが、
売却を成功させるためには賃借人との立退き交渉が上手くいくことが条件となります。
さっそく取り掛かりますが、
当然ながら最初は賃借人に拒否されます。
ところがある日状況が変わります。
借主が急きょ転職が決まったらしく
立退き条件によっては引越しに応じてもよいとの返事をいただくことに。
ちょうどマンションの買い手候補も出てきたタイミングだったので、
売主に多少立退き費用を上乗せしてでもこの話をまとめる提案をし了承をいただきます。
立退きさえ決まれば
あとは通常の売買手続きを粛々とすすめていくだけです。
じつは最初に売却のご相談を受けてから
借主の立退きが決まるまで2年ほど時間はかかりました。
最終的には立退きと売却の予定が上手くはまりましたが、
立退きができなければ希望価格で売却できず
破談になる可能性が高かったのでホッとしました。
この度はご依頼いただきありがとうございました。